バツイチが再婚する時は、一度目よりも慎重に考えたいことは色々とあります。不安も多く、再婚するには初婚よりも勇気が要るかもしれません。
しかしそれは自分だけでなく、相手にとっても同じ環境。再婚してよかったと思うためには、相手の選び方がとても重要になります。
初婚と違うのは、バツイチは結婚生活のよい面も悪い面も知っていること。そのためよい人が現れても、勢いだけでは結婚できないのです。
そこで気になるのがバツイチの再婚で、決め手となる点やきっかけについて。初婚ではないため、結婚環境が変わるのを認識して婚活を行いたいですね。
再婚相手を選ぶ際にチェックするのは?
バツイチの再婚は、相手選びが大変だと考える人は多いでしょう。しかし一度目も二度目も同じで、結婚相手選びは慎重に続けるのが大切です。ではバツイチが再婚相手を選ぶ際のポイントを、詳しく考えていきましょう。
焦る相手は注意しよう
二度目は同じ失敗を繰り返さないよう、交際のスタートや再婚に対して慎重になる人が多いもの。
離婚までの背景は人によって違う事情があるので、再婚を決断するタイミングは仕方がないことです。
しかし相手の感情や不安を全く考えず、自分のペースで気持ちに踏み込んでくる人は、将来が心配になります。
条件が揃っていても最終的には心の準備が大切なので、急いで再婚をしようとする人は考え直したほうがよいでしょう。
こだわる条件を持つこと
再婚してくれる人なら誰でもよいと、幅を広くしすぎるのは失敗する要因です。結婚相手にこだわりを持つのは、初婚も再婚も同じ。
とくにバツイチは、結婚生活というものを体験しているのですから、パートナーに求める内容は色々とあるでしょう。
その中でも、絶対にこれだけは譲れないという条件を考えてみてください。たとえば共働きできる人、同じ趣味を持っている人など。自分が結婚生活で重視している部分を優先して、しっかりと目を向けてみるのです。
気になることは見逃さない
バツイチの再婚は、相手を選ぶ際に譲歩する場合があるでしょう。「再婚だから仕方がない」と思う気持ちは、なるべく持たないように意識してください。
完璧な人は世の中に存在しないものなので、できるだけ自分に合う人を見つけるのが大切です。
細かい部分でも、将来的に相手の人間性につながる場合がありますので、お見合いやデートの際にしっかりとチェックしておきましょう。
たとえば話し方が、少し上から目線に感じる人。結婚後はさらにエスカレートして、力関係でストレスを感じるかもしれません。
なんとなく違和感を覚えたり不安を感じたりする些細なことは、見逃さないで冷静に判断してください。
価値観や理解力
「相手と価値観が違ったから」という離婚原因がよくあります。お付き合いする際に、相手の理解力や価値観を判断するのは難しいのですが、できるだけ時間をかけてお互いを知るのが大切です。
自分の考えに相手が理解してくれるか、また逆に自分が相手を理解できるのか。価値観は一緒に生活するうえでとても大切な要素になり、少しのずれが夫婦関係の問題に進展する可能性があります。意見が違っても、お互いに納得がいくまで話し合える関係が理想的ですね。
理想が高い人はNG
結婚相手を選ぶのはバツイチも初婚も、最終的に自分が納得のいく人でなければいけません。
多少の好みや理想があるのは自然なことですが、離婚経験をしているにもかかわらず無理な条件を求めている人がいますよね。
バツニ、バツサンにならないよう完璧な相手を求める人は、自分の短所や苦手を認識していない可能性があります。
いつまでも離婚原因を、相手のせいにしているタイプは要注意です。人間誰にでも、ダメなところがあるもの。
その部分を、お互いに快くカバーできるかどうかがとても大切でしょう。年収が低いからダメ、年齢が離れているからダメなど、相手を知る前に条件で振り分ける人のことは、慎重に判断してください。
再婚のきっかけを広げるための心構え
バツイチの再婚は、初婚よりも出会いが少なくなる傾向がある反面、自分の結婚願望が強くなる人もいます。再婚のきっかけを広げるためには、次のポイントを意識しておきましょう。
バツイチを後ろめたく感じない気持ちが大切
離婚経験をしていると、自分が他人より劣っているように思われそうで不安になりませんか。近年離婚件数が増えているとはいえ、全ての人が離婚するわけではありません。
そのためバツイチというのは、悪いレッテルのように受け止める人もいるので、後ろめたい気持ちにならないのがまず必要です。
離婚は、自分にも原因があること。その体験から色々と学び、前に進む気持ちが何よりも大切です。
バツイチだから結婚できない、失敗するかもしれないといったネガティブな気持ちを持たずに婚活をしましょう。
新しい結婚生活は、初婚と同じ二人の基盤を築くのが大切です。後ろめたさを抱えていると、離婚経験が上手に活かされません。
隠しごとはしない
バツイチの再婚は二度と失敗しないよう、自分にとって不利な内容は隠したくなりますよね。
たとえばお金の遣い方が下手で夫婦喧嘩になる人は、自分の悪い面を隠して相手に気に入ってもらおうと努力するでしょう。
また離婚原因も同じで、できるだけ相手のせいにして自分は悪くないとアピールしたくなります。
隠しごとは再婚相手選びで、致命的になる可能性があります。なんでも話せる関係、不利になることも正直に伝えられる信頼関係が、再婚相手には求められるでしょう。
現実的に結婚を考える
一度結婚生活を体験しているので、現実的な面はすでにわかっているバツイチの人。しかし中には、再婚に幻想を抱く人もいます。
自分は二度目で幸せになる運命なんだと思っている人は、初めての時のようにフィーリングだけで相手を選んでしまうかもしれません。
注意しなければならない点は、結婚生活に対して憧れや期待を持つ以上に、現実的に捉えることなのです。
相手にはこうしてほしいという希望を考える前に、自分には何ができるのか、実際の結婚生活を思い出して再婚を考えてみましょう。
バツイチであることを正直に言う
バツイチはモテないと悲観的になっていると、婚活の場面でつい隠したくなりますよね。離婚歴があると「人間性や性格に問題がありそう」と思う人も中にはいるでしょう。
しかしバツイチという過去で判断する人ばかりでなく、その人の魅力を重視している人はたくさんいます。大切なことはバツイチを隠さず正直に告げて、過去の経験を活かす気持ちが大切なのです。
バツイチが再婚するためには、できるだけバツイチをオープンにしたほうが、同じバツイチ仲間の視線に留まる場合もあるでしょう。何よりも自分に正直になる気持ちが、婚活で成功するきっかけになります。
バツイチの再婚率が高い婚活をスタートしよう
離婚後に今まで通りの生活を続けていても、ある日突然再婚相手が登場するわけではありません。
バツイチの再婚は、お見合いパーティーや結婚相談所などを利用して、積極的に行動を起こすことがオススメです。
同じ体験をした人同士なら理解力もあり、二度目に向けて慎重に判断できるはず。相手を選ぶにはまず出会いが必要なので、バツイチの再婚向けの婚活を選びましょう。
まとめ
バツイチの再婚は今度こそ、幸せな結婚生活を始めるよいチャンスです。そのためには色々な人と出会い、経験をお互いに共有できるパートナー選びが大切ですね。
必ず再婚相手が見つかると、自信を持って毎日生活をすること。余裕のある姿勢は、異性の視線に留まるきっかけになります。