バツイチ飲み会での会話や食事の仕方について

バツイチの飲み会は同じ経験をした人の交流の場になり、新たな人生のパートナーの出会いが期待できます。

辛い体験やこれからの夢など、バツイチの飲み会では話題になる内容があるでしょう。普通の飲み会と違うのは、誰しも再婚を意識しているため、慎重にお互いを判断している点。

離婚経験者だとハンデになり、出会いのチャンスは減ってしまいますが、バツイチの飲み会なら参加者全員が同じスタートラインに立っています。

出会いの確率も高く、多くの人と気持ちが通じやすい場所になるでしょう。しかし慎重になりすぎるため、逆に失敗する人も中にはいるようです。

そこでぜひチェックしておきたい、好感度アップのバツイチ飲み会の会話や食事の仕方についてご紹介しましょう。

 

バツイチ飲み会の特徴や内容について

バツイチ飲み会での会話や食事の仕方について

バツイチ飲み会は、バツイチの数が増えている今の時代、決して珍しいものではないといえます。

しかし出会いの場になるとやはり「バツイチだから」という点が気になり、上手く展開しない場合も。そんな人を限定して行われる、バツイチ飲み会の特徴についてご説明しましょう。

 

バツイチ限定の婚活パーティー

結婚相手を探すお見合いパーティーを、バツイチに限定したものがバツイチ飲み会です。離婚経験者は二度目の失敗をしたくないため、真剣に婚活をする人が多く、同じ経験をした人と話が合いやすいのです。

初婚の人に混ざって婚活をしても、バツイチだということが抵抗になる人も、現実問題少なくありません。

その点バツイチ飲み会なら過去を隠さず、オープンな出会いがあるため参加しやすいといえます。

飲み会の内容は通常のお見合いパーティーと同じで、男女数名が集まり席を交代して周囲と話ができる設定になっています。

参加費用は基本的に女性が安く、イベントによっては参加者の年齢制限がある場合もあります。

 

飲み会の流れについて

バツイチ飲み会の一般的な流れについて、詳しくご説明します。お見合いパーティーと同じで、気になるイベントは事前に申し込みをします。

当日でも、受けつけてくれる場合もあるでしょう。会場はレストランの個室やバーの貸切りなどで、食事とお酒が提供されます。

一対一の完全着席型やフリースタイルなど、それぞれのイベントによって形式は違うでしょう。

完全着席型は制限時間が来ると席を変えて、次の人と会話ができるようにスタッフがサポートしてくれます。

身分証明書の提示を求められる場合が多いので、事前に持ち物について確認しておくと安心です。

 

バツイチサークルが人気

バツイチの出会いの場として人気がある「バツイチサークル」は、参加者の基本は離婚経験者であること。

離婚の苦痛から立ち直るための出会いや仲間作りなど、婚活を基盤としたイベントや飲み会を行うサークルです。

バツイチの数は過去に比べると多いとはいえ、やはり同じ境遇でなければ理解できない内容は色々とあります。

バツイチサークルではあらゆるイベントがあり、アウトドアのバスツアーやカラオケ、飲み会や趣味の集まりなど、好みのものを選んで参加できます。

参加規約は、バツイチで現在未婚であること。またイベントごとに、参加条件が細かく決められたものもあります。

 

バツイチ飲み会で盛り上がる会話のコツとは?

バツイチ飲み会での会話や食事の仕方について

バツイチ飲み会なら全員と共通点があり、話題で困る場面はないかもしれません。しかし注意したいのは、単なる飲み会ではなく婚活なので、好感を残せるように注意しなければならない点です。

ずっと沈黙が続くような人では、たとえ同じ境遇であっても再婚相手として考えられないケースも。

そこで知っておきたいのが、盛り上がる会話のコツについてです。また会いたいと思える人を目指して、会話の達人になりましょう。

 

相手を褒める

どんな人が相手でも興味がない態度だと、自然と雰囲気が悪くなり会話は弾みません。バツイチの婚活は可能性を広げるのが大切なので、相手を褒めて距離感をなくしましょう。

簡単なのは服装や髪型などの外見で、気に入ったところを前向きにコメントしてあげることです。

人間の心理として、褒めてくれる相手には心を開きやすいので、会話を盛り上げるためには最初に褒め言葉からスタートするのもよいでしょう。

褒めることにより、相手との距離が近くなることも多いのです。相手の魅力について、伝えることで自信を与えることにもつながるでしょう。

注意したいのは、特定の人だけにアプローチをしていくこと。相手によって態度を変える人は、婚活では避けられてしまいます。

 

バツイチをアピールしすぎない

バツイチ飲み会なので、離婚体験談や結婚生活についての話題は必ず出てくるでしょう。過去の辛い体験は誰しも理解してくれるので、気持ちが通じやすいはずです。

しかし過剰にバツイチをアピールしすぎて、自分の可哀想な過去をネタにして同情を得るのはやめましょう。離婚を経験すると考え方が変わり、ネガティブ思考になる人も少なくありません。

でも新たな人生をスタートしようと、飲み会に参加する人たちは前向きに心を入れ替えています。会話で離婚に関する暗い話題ばかりに集中するのは、避けたほうが安心ですね。

 

デートスポットの話題

離婚を経験しているとはいえ、また素敵な恋愛をしたいと思っているのは、参加者全員の共通点です。

婚活だと割り切っていると、会話の中でも必然的に将来の話や結婚観などが、話題として出てくるかもしれません。

しかし離婚をしたからこそ心の痛みから解放されるために、まずは恋愛相手が欲しいと考える人もいるはずです。

そんなことも頭に入れて、飲み会の会話ではオススメのレストランやデートスポットなど、普通のカップルが盛り上がるような話題を意識してください。

「この人とデートしたら楽しそう」そんなイメージを持つと、話題が続くかもしれません。

 

親近感のある話し方を意識しよう

離婚から学ぶ内容は色々とあり、次は失敗しないようにバツイチの婚活は慎重になります。相手によい印象を与えようと必死になると、仕草や振る舞いがぎこちなくなることもあるでしょう。

緊張するのは仕方がありませんが、リラックスしてお互いに親近感を得るためには、話し方にも注意してください。

人生経験豊富な人は、まず礼儀正しいのが基本。さらに限られた時間内で、できるだけ距離感をなくすためには、砕けた話し方でアピールするのもよいでしょう。

気が合う人には「はい」という代わりに「うん」と短く返事するような、カジュアルな会話が距離感をなくす秘訣になります。

 

離婚以外の共通点を見つける

バツイチの飲み会の強みは、離婚という人生経験を通じて連帯感が湧く点です。再婚相手とはそんな過去を理解し合える仲が理想的ですが、離婚体験者だからというだけでは、自分に合った相手かどうか判断できません。

バツイチでも基本的に、独身と同じような婚活の基礎が必要です。相手の性格や人生観、価値観や将来の夢など。

あらゆる面を知った上で、判断しなければなりません。コミュニケーションを深めるためには、離婚以外の共通点を見つけてください。

食べ物や趣味、仕事など、こだわるところが似ていると一気に仲良くなれるでしょう。

 

プライベートな質問を急にしない

飲み会ではプロフィールカードを使い、ある程度の情報交換はできますが、イベントでは全員が初対面です。

質問したい内容が色々とあっても、いきなり会ったばかりの人に年収を聞いたり、離婚原因をしつこく聞いたりするのはやめましょう。

プライベートに関する話は、徐々に付き合いが深くなるごとにお互いに話せる内容です。バツイチなので、焦って質問をし続ける人もいるかもしれません。

しかし冷静な態度と判断力で、相手からプライベートな話題を振られるまでは、注意したいところです。

 

食事の仕方で知っておくと安心なマナーとは?

バツイチ飲み会はレストランで開催されることも多く、会話に意識を集中させながら食事もしなければなりません。

そんな時についやってしまう、食べ方の失敗。相手はしっかりとチェックしていますので、好感度を高めるマナーのよい食事の仕方についてご紹介しましょう。

 

食べながら話さない

グルメツアーやレストラン貸し切りのイベントでは食事が出されるので、食べ方もチェックポイントになります。

注意したいのは初対面同士で食事をするため、いつもより緊張する点。シーンと沈黙が続いてはいけないと、必死に話題を探しながら食事しているうちに、食べながらもごもごと話すことになってしまいます。

これはどんな場面でも、食事マナーに反する内容。また相手に話しかける際も、タイミングを計らってあげるとよいでしょう。

 

お箸の持ち方に注意しよう

割烹や和食料理がメインの場合は、お箸の使い方でイメージダウンする場合があります。和食を食べる際のお箸の使い方は、マナーの基本。

しっかりとお箸が使えない人を目の前にして食事をするのは、やはり気になりますよね。相手を不快な気持ちにさせないためにも、飲み会に参加する前に、もう一度お箸の使い方を学んでおきましょう。

食べ物をやりとりする箸渡しや、料理に箸を突き刺して食べる刺し箸や握り箸など。普段の生活習慣が見えてしまい、結婚生活までもイメージされてしまいます。

 

最低限のテーブルマナーは心得ておく

バツイチ飲み会で食事をする場合は、どんな料理が出されるか事前に確認しておくと準備しやすくなります。

どの場合でも万が一のことを想定して、基本的なテーブルマナーは心得ておきましょう。たとえば立食形式のパーティーでも、料理の取り方で失敗する時もありますので、食事の場面はマナーを知っておくのが大切ですね。

とくにコース料理はナイフやフォークの使い方で、周囲を見回してしまう人も。初対面の人と会話するだけでもプレッシャーになりますので、事前に準備できるマナーは覚えておけば、当日の緊張も少し和らぎます。

 

相手に気を配りながら食事をする

食べ方や食事のマナーは、その人の魅力にも影響していますので、食べ方が綺麗ではない人は婚活で失敗する可能性があります。

お腹が空いているのでガツガツと食べてしまうのは、相手や周囲の配慮がない人に見られる時があるでしょう。

バツイチ飲み会は同じ空間をさまざまな人と共有していますので、周囲にも思いやりが必要です。

たとえばサッサと食べ終わり、周りが終わるのを待っているようでは、その場の空気が読めない人だと思われてしまいます。

ブッフェスタイルの食事の場合は、自分だけでなく相手にも気を遣い、料理をとってあげたりして上手にエスコートしてくださいね。

 

グルメの話題をしよう

食事の仕方で、その人の育った環境や性格などがわかります。食べ方でポイントアップにもポイントダウンにもつながるため、マナーを身に着けておくと安心です。

また食事は話題作りにもなるため、会話を盛り上げたい時は食べ物の話を振るのもよいでしょう。

たとえば出されたメニューに関する話や、食材の話題、美味しいレストランの話など。食べ物は誰も傷つかない無難な話題なので、食事の時間も有効活用して会話を広げましょう。

 

好き嫌いに注意する

あれもダメ、これも嫌いという好き嫌いがはっきりとしている人は、周囲に不快感を与えます。

食べ物アレルギーで食べられないなど、どうしても無理な場合以外は、できるだけ出された料理は綺麗に食べるように意識してください。

食べ方のばらつきは、人間関係にも影響しそうな不安を人に与えます。なんでも美味しそうに食べる様子は、相手に好感を与えるでしょう。

 

不安な時は食事のないイベントに参加する

バツイチ飲み会は、自分の魅力をアピールできるチャンスです。でも食事がストレスになると、当日は終始落ち着かない人もいるかもしれません。

不安な場合は食事のない飲み会や、バツイチのイベントに参加するのも方法です。アウトドアのイベントや趣味の集まりなどもありますので、得意分野を活かすように工夫してくださいね。

 

まとめ

バツイチ飲み会は、今度こそ幸せになりたいという意気込みで参加する人の集まりです。お酒や食事は、リラックスをしてコミュニケーションをとるために役立つもの。

しかし逆に失敗する要因にもなるため、参加するイベントの内容を事前にチェックしておくのをオススメします。

バツイチ飲み会については自分らしく過ごせるイベントを選ぶようにして、素敵な出会いを探してくださいね。